当事務所には、約30名の絵本作家・イラストレーターが所属し、ご要望に応じた制作依頼を受け付けております。絵本作家の中には、絵本作家の登竜門と言われるイタリアボローニャ国際絵本原画展、韓国の国際コンペをはじめ、国内では、新美南吉童話賞、可児市手作り絵本大賞、おおしま手づくり絵本コンクール、豊田市絵本大賞など、さまざまなコンペで入賞するなど実力派が揃ったデザイン事務所です。個性的な手描き(手書き)デザイン・イラストは、ご依頼いただきました多くの企業・団体にお喜びいただいております。各自の作品もあわせて、ぜひご覧ください。
チーフディレクター 中川たかこ
所属作家のご紹介
作家『なるかわしんご』
作家『かこいかぐみ』
作家『ジルジリング』
作家『はらきょうこ』
作家『かぶさきりょうこ』
作家『やすいさなえ』
作家『くぼたかずえ』
作家『まついさゆき』
作家『ミズノマサミ』
作家『オオサワアリナ』
作家『みぞぐちともや』
作家『むらかみしの』
作家全員がコミュニケーションを大切にしています
一日中黙々と絵を描き続け、あまりコミュニケーションが得意でない・・絵本作家や、イラストレーターにそのようなイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、プロの絵本作家やイラストレーターにはコミュニケーション能力が必要です。
依頼されたイラストや絵本の意図を理解し、自分に何か求められているかを理解する力が必要です。
依頼を受けた案件についてのクライアント(依頼主)の希望・要望・意図をしっかりと理解、自分に何が求められているかを理解する力が必要です。
絵本作家・イラストレーターにとって、クライアント(依頼主)の制作イメージを上回るものが出来上がり、喜んでいただいた時は、作家にとっても、やりがいを感じ、次の仕事のやる気、モチベーションにつながります。
仕事は、クライアント(依頼主)、ディレクター、編集者など多くのスタッフや関係者との共同プロジェクトになります。全員でコミュニケーションを取りながら共同作業をすることで一つの作品が完成するのです。
画家やアーチストというのは個人で制作を行います。しかし商業作家は、チームのメンバーとして、作画を行うのが仕事です。
絵本制作、イラストレーションの仕事は役割分担された作業の一部になります。
ようするに、どんな依頼案件でもチームで仕事を行うということです。決して一人で作業をするのではなく、納期を守り、クライアント(依頼主)の要望に応えられなければ、一緒に仕事をしている仲間にも迷惑をかけてしまうのです。
このようなプロ意識を持つことで、当事務所がクライアント(依頼主)から信頼され、安心感を与え、結果的に次の依頼にもつながると考えています。
作家全員が常に成長できるよう努力しています
当事務所の作家全員が常に成長できるよう努力しています
当事務所の作家は、ひたすら描くことで画力をアップさせるのはもちろんですが、街に出て、ショップや書店などを観察、常に世の中の人達が何を求めているかを、キャッチしようと常にアンテナをたてています。
街にあふれる広告やポスター、お店の看板などを観察、アンテナを張り巡らせて市場がどこに向かっているのか、次のトレンドはどんなものかをいつも考えています。
特に本屋に並んでいる雑誌は、消費者が求める今の流行・トレンドが表れており、とても役に立ちます。
各作家は、自分だったらこの雑誌・書籍でどんなイラストを描けるだろうか、など想像しながら、本屋で長時間居座ることも多いようです。
また外出する際にスケッチブックを持参する作家も多くいます。出先でいろいろなものを見て、気になったものをその場で描くことも多々あるようです。
このような日頃の努力の中で観察力、想像力を養い、それが新たな制作にいきてくるのです。
作家全員がご依頼に対して誠心誠意向き合います
商業作家・商業イラストレーターは上手で見栄えの良い絵を描けばよいというものではありません。
クライアント(依頼主)の要望、意図、目的を理解、伝えたい内容をしっかりと把握、表現できるようにしています。
特に注意する点として、必要以上に自分の作風やタッチにこだわりすぎず、第一にクライアント(依頼主)からの要望を優先し、希望にそった作品に仕上げます。
自分の世界を表現する画家やアーチストとは違い、クライアント(依頼主)からの要望や希望にそった絵を描くのが仕事なのです。
制約のある中で良い提案をしながら、自分の力を発揮できるのがプロの絵本作家、イラストレーターだと考えます。
描く技術やセンスがあるのはあたりまえです。
知識と技術とコミュニケーション能力、そして自己管理能力を持っているのがプロの絵本作家・イラストレーターです。
作家全員がプロの仕事を意識しています
依頼に対して最も重要なこととして
『納期を守る』ということです。
制作スケジュールを常に意識し、自分の体調管理をするなど、プロの作家には自分自身をしっかりと管理する自己管理能力が必要です。
ただ作家一人で作業をしているとどうしても無理をしがちになります。
その結果、毎日夜遅くまで作業を行い、昼夜が逆転し、効率はどんどん悪くなります。
こうしてどんどんその後のスケジュールが遅れてしまうのです。
こういった時は、ディレクターが客観的に仕事のやり方を見直すように指示します。
体調を崩したからといって、締め切りを伸ばしてもらうようなことは決して許されません。
日々、食事や休息、睡眠、健康管理に留意しながら無理のないスケジュールを組み、体調管理を心掛けるようにディレクターが指導しています。
作家全員がプロとして仕事に取り組むように日々指導しています。
描く技術やセンスがあるのはあたりまえですが、コミュニケーション能力、そして自己管理能力を持っているのがプロの絵本作家・イラストレーターと考えています。
当事務所の所属作家には駆け出しの絵本作家、イラストレーターもいますが、ご依頼が来た時にすぐに動けるように準備させています。