リトミック教室用の大型絵本を制作いたしました。

愛知県内のリトミック教室さまのご依頼で制作したリトミック用大型絵本です。
通常リトミック教室では、講師が店頭で購入したり、図書館で借りてきた絵本を使用し教室を開催しておりますが、「もっと子どもたちが楽しめるリトミックにぴったりな絵本が欲しい」というご要望で、今回はリトミック用の絵本としてオリジナル制作いたしました。

リトミック絵本の制作に至った経緯

覚王山での絵本展示の時に、(8月)リトミック教室の主催者の方がたまたま、いらっしゃり、私たちの手作り絵本をみて「リトミックに絵本を使うんですが、プログラムに合う絵本を探すのが毎回大変で・・・。絵本を作ってもらうことはできますか?」
という質問を受けたことが、きっかけです。

どのようなニーズがあるか?

リトミックは、様々な動きに音楽をつけて、音感やリズム感、身体の瞬発力、想像力を培います。

例えば、「行進」という動きをするとき、ただゆっくり歩いたり、大股で歩いたりするよりも、まず絵本で、「どんな動物が歩いているのか」イメージさせることで、よりプログラムに入りやすくします。

いろいろなプログラムで、子供たちのイメージをアップするために、絵本は導入として使われています。

リトミックの先生の現場の声

・絵本は市販されているものの中から、プログラムに合うものを探し使っている。
季節感を取り入れたプログラムが多い。夏の時期、「かき氷」を作っている場面が描かれた絵本を探したが、なかなか見つからず、やっと1冊見つけ、使うことができた。
このように、絵本を探すのが、手間であるため、プログラムように作られた絵本があれば、いいなと思う。
・あるとき、ヘリコプターになって、回る動きがあるプログラムの時、飛行機の絵本はあるけど、ヘリコプターがなくて困った。

あんまり、絵本になっていない題材で、リトミック用に絵本があればいいと思う。
・果物の絵カードは、自分で手作りしたものを使っている。
・童謡絵本を開きながら、歌って聴かせることがある。
童謡の絵本で市販されているものがとても、少ない。
いくつかの童謡を集め、それぞれに絵をつけた本はあるが、一つの歌が、1冊にまとまったものが、ない。
童謡の絵本があったら便利、と思う。
・絵本の形ではなくても、1枚の絵をみせてイメージさせることもある。例えば「栗拾い」「ぶどう刈り」など。
子供たちは、栗拾いやぶどう刈りをしている所など見たこともないので、絵を見せることでイメージを膨ら ませられる。
もし、そのような絵があれば、プログラムにとても役立つ。
・赤ちゃん絵本はとても小さく、大勢を相手にするときはもっと、おおきいサイズの赤ちゃん絵本があれば、と思う。
大型絵本はあるが、種類がとても少ない。